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老後の医療費はいくら必要?老後の資金不足に備えて今から準備!

作成日:2021.04.30 更新日:2021.04.30 老後資金の準備

老後の医療費はいくら必要?老後の資金不足に備えて今から準備!

日本政府は、老後生活を送るためには2,000万円もの生活費がかかると公表をしました。

2,000万円のうち、特に気をつけるべきは医療費です。

老後の医療費が不足してしまうと、治療費を十分確保できないなどのデメリット生じます。

この記事では、老後にかかる費用や資金確保対策方法を解説します!

老後の医療費はいくらかかる?

定年後は現役の頃よりも収入が減ってしまうため、医療費を明確に理解しておかないと生活に大きな負担がかかります。

厚生労働省の生涯医療費(平成30年度)の資料によれば、日本人が生涯必要になる医療費は男性が約2,600万円、女性が約2,800万となっています。

そのうち、65歳以上で必要になる医療費は男性が約1,470万円、女性が1,690万円とどちらも高額です。

ただし、ほとんどの方は健康保険に加入しているため、これらの医療費を全額負担することはないでしょう。

かかった医療費の1割から3割を負担する人が大半です。

1割と3割負担の違いは、健康保険加入者がある一定の条件を満たすことによって生じます。

例えば、同一住民票の後期高齢者医療被保険者全員の課税標準額が145万円より下の場合は、医療費負担は1割で済みます。

逆に145万円以上の方、またその被保険者と同じ住民票の被保険者は、3割の医療費を支払う必要があります。

ちなみに3割支払いの方でも、同一住民票の被保険者が一人かつ、年の収入が383万円未満の場合は1割負担で病気や怪我の治療を受けることができます。

他にも同一住民票に被保険者が二人かつ年間収入が520万円未満の方、昭和20年1月2日以降に生まれた人で所得の合計が210万円以下の方も、医療負担1割が適用されます。

【老後の医療費】

  • 日本人男性
    【生涯約2,600万円】内老後に1,470万円必要
    【健康保険適用後】 平均147万円(1割負担)もしくは平均441万円(3割負担)
  • 日本人女性
    【生涯約2,800万円】内老後に1,690万円必要
    【健康保険適用後】 平均169万円(1割負担)もしくは平均507万円(3割負担)

老後に備えておくべき医療費の目安

老後に備えておくべき医療費の目安について解説します。

老後のために医療費を備えておく場合は、定年後1ヶ月でどれくらいかかるのか確認しておきましょう。

令和元年に生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査」によると、入院時の自己負担費用の平均は1日あたり23,300円となっています。

入院日数が少なければそこまで負担は大きくありませんが、入院が長引くとそれだけ負担が大きくのしかかってきます。

そのため、余裕を持って医療費を蓄えておかないといけません。

なお、老後のために備えておくべき医療費の目安ですが、65歳以上の場合は保険適用で全国平均147~441万円(男性)、169~507万円(女性)となっています。

ちなみに、日本には「高額療養費制度」というものがあるのをご存知ですか?

高額療養費制度は多くの医療費がかかってしまったときに適用される公的支援制度です。

本制度を利用すれば、医療費が定められた上限を超えた際、一部のお金が還付されます。

なお、還付金は年収や年齢によって変化します。

70歳以上の高額療養費制度自己負担上限は以下の通りです。

横にスクロールできます

年収 高度医療費制度の自己負担上限

低所得者

35,400円

年収370万円未満

57,600円

年収370~770万円

80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

年収770~1,160万円

167,000円+(総医療費-558,000円)×1%

年収1,160万円以上

25万2,600円+(総医療費-842,000円)×1%

大がかなり施術を受ける場合は、高額療養費制度を利用して負担を軽減することができます。

ただし要件によって内容が違うため、自分がどの制度を利用できるのか事前に確認しておくことが大事です。

老後にかかる医療費を捻出する方法

老後にかかる医療費を捻出する方法について解説します。

老後の医療費は男女ともに合計すると、保険適用時でも150万円から500万円近くのお金がかかってしまいます。

「数百万も用意することができない・・」「貯金にも余裕がないし、どうしたらいいの?」という方は今のうちから老後のための資金計画を立てておきましょう。

以下に、医療費を貯める方法をいくつかご紹介します。

早いうちから老後のライフプランを考えておく

生活していると、お金が必要になるケースが多々ありますよね。

例えば結婚費用や家を購入するときの資金など、数えるとキリがありません。

また、子どもが大学に行くための費用などが必要になる家庭も多いでしょう。

そこで、早い段階から老後のライフプランを考えておくことが大切です。

例えば、自分にこれから発生するライフイベントについて考えてみるというのがいかがでしょうか?

ライフイベントとは、日常生活をする上で発生する可能性のある出来事を指す言葉です。

結婚式をする時にいくら必要になるのか、車や家を購入する資金はいくら必要になるのか、などを考えます。

さらに年間にかかる食費代などを計算しつつ、月にどれくらいお金を貯蓄すれば老後の医療を貯めることができるのかを考察します。

必要になる資金などをリスト化し整理するだけでも、貯蓄計画を行いやすいですよ。

医療保険に加入する

「国民健康保険だけではちょっと不安」という方は、民間の医療保険に加入をしてみましょう。

民間の医療保険とは、あらゆる健康リスクに備えておくことができる保険商品のことです。

医療保険に加入している間に病気や怪我になったとき、一定の保険料が被保険者に支払われます。

もらった保険料は治療に充てることができるため、治療費を大幅削減をすることができますよ。

医療保険で受け取れる給付金は多々あります。

例えば、入院時にもらえる「入院給付金」「手術給付金」や、生きていればもらえる「生存給付金」などがあります。

生存給付金は、保険加入中の3年から5年に所定の給付金をもらえるお得な制度です。

また「終身医療保険」という一生涯保険費用が変化しない保険商品も利用できます。

「終身医療保険」は一生涯保険が適用されるため、老後の病気や怪我をした時に対象の保険会社に治療費を賄ってもらえます。

リバースモーゲージ を活用する

老後は、年金をもらうことができますよね。

年金を利用すれば老後の金銭的負担を軽減できますが、それでも年金だけで老後資金が賄えるか不安な方も多いはずです。 

そこで活用したいのが、リバースモーゲージという商品です。

リバースモーゲージとは、自宅等の不動産を担保に金融機関から融資を受けられる制度のことで、借り入れたお金を月々の生活費として老後生活に活用することができます。

また、契約者が死亡した際、担保になっていた不動産を処分し一括返済する仕組みになっているため、自宅を手放すことなく老後資金の借入れが出来るというメリットがあります。

リバースモーゲージを利用する場合、毎月の返済は利息のみで済む金融機関がほとんどです。

さらに、自宅を手放すことなく融資を受けることができたり、借り入れ資金の用途によっては医療費にも使うことができるなど、使い勝手が良い商品設計となっています。

リバースモーゲージで融資されたお金を食事代や生活費に充てることができれば、今まで貯めてきた貯蓄を医療費に充てることができますね。

早い段階から医療費を貯めることを考えよう

早い段階から医療費を貯めることを考えよう

歳を重ねると病気やケガをするリスク増えることから、老後の医療費は備えておいて損ありません。

「今貯蓄がほとんどない」という方は、

  • 早い段階からライフプランを立てる
  • 医療保険の加入を検討する
  • リバースモーゲージを利用する

などの案を積極的に取り入れていきましょう。

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