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理想の老後住まい考えよう!持ち家の有効活用の方法とは?

作成日:2021.05.27 更新日:2021.05.27 老後の暮らし

理想の老後住まい考えよう!自宅の有効活用の方法とは?

子どもが独り立ちし、今の一軒家では広すぎて管理が厳しいと感じていたり、老後が心配だから老人ホームに入りたいなど、老後の暮らしについてあれこれ考えている方も多いのではないでしょうか。

特に、「老後どこにどのように住むのか」は大きな課題の1つだといえますよね。

そこで今回は「持ち家」にテーマを絞り、持ち家の活用法や、持ち家を手放したい場合にどのような選択肢があるのか、などについて説明します!

高齢者の持ち家率は8割以上

高齢者の持ち家率は8割以上

2019年に総務省が発表した「住宅・土地統計調査の確定集計結果」によると、世代別の持ち家率は年齢が高くなるにつれて、比率も高くなっていく傾向にあります。

特に年配の持ち家率は高く、75歳以上の持ち家率は81.8%と圧倒的です。

ちなみに50代以降の持ち家率は以下の通りです。

横にスクロールできます

年代 持ち家率

50代前半

64.5%

50代後半

70.8%

60代前半

76.2%

60代後半

78.8%

70代前半

80.2%

この表から見ても分かる通り、年齢が上がるごとに、持ち家率も上がっていますね。

持ち家は資産価値のあるものが多いですが、老後のことを考えると持ち家での生活が大変になってくるのが難点です。

特に配偶者と離別して一人暮らしの状態だと、持ち家が広すぎて維持が大変と感じている人は少なくありません。

それに、2階建てだと階段の上り下りも必要なので、足腰が弱い場合には危険でしょう。

また、定年退職をすると、収入は年金がメインとなります。

そこで持ち家だとお風呂やちょっとした段差が不便となり、バリアフリー化したいと思っているのにお金がなくてできないという人も多いはずです。

このように、持ち家だと住宅の維持費やリフォーム費用の問題も出てきます。

加えて、資産価値がある家なら良いですが、地方で資産価値が低い家だと、処分しようと思っても買い手が見つからないことが多々あります。

子どもがいる場合には、処分の負担を子供にかけてしまうと心配している人も少なくありません。

持ち家に住みながら活用する場合

持ち家に住みながら活用する場合

それでは、「老後も今の家に住み続けたい」と思っている場合には、どのような持ち家の活用方法があるのでしょうか。

いくつかの選択肢を見てみましょう。

子どもと二世帯住宅に建て替える

亡くなるまで持ち家に住み続け、最終的に家族に相続することを考えているなら、子どもとお金を出し合って二世帯住宅に建て替えるという手があります。

二世帯住宅は、子どもとの関係が良好で老後の世話も安心して任せられると思える場合や、自分が死んだあと、子どもに家を相続したい人におすすめです。

子どもが結婚して孫も生まれているなら祖父母として孫の世話ができますし、万が一自分に何かあったときに面倒を見てくれる人もいるので安心でしょう。

共働き家庭が増えている現代において、子ども世帯からしても、子どもを預ける場所が確保できるというメリットがあり、二世帯住宅は親も子どももお互いに得ができる選択肢と言えます。

しかし、二世帯住宅は子どもの配偶者との関係が上手くいかず、生活が破綻してしまうケースもあります。

そのため、子どもの配偶者とうまくやっていけるか、生活スペースはどのように分けるかなどよく考えたうえで建てることが大切です。

リバースモーゲージを使って老後生活を充実させる

持ち家に住み続けるけれども相続はしない場合には、リバースモーゲージという選択肢があります。

リバースモーゲージとは、家を担保にして融資が受けられるローンです。

老後は年金や働いていた時の貯蓄を使って生活を送ることになるので、生活にゆとりがなくなってしまうケースも少なくありません。

その点リバースモーゲージなら、毎月お金の融資を受けられる上に契約者が亡くなったタイミングで家を売って元本の返済とすることから、生きている間の月々の返済は利息分だけであることがほとんどです。

そのため、貯蓄に余裕がなくてもセカンドライフを充実させられますし、子どもに迷惑を掛けることもありません。

特に相続する子どもがいない場合は、リバースモーゲージも検討してみると良いでしょう。

ただし、リバースモーゲージは契約期間が定まっているものが大半です。

思いの外長生きをすると、生きているのに住まいを手放さなければいけなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

それ以外にも、家の評価額が下がって突如融資が受けられなくなるなどリスクもあるため、そういったリスクを理解したうえで利用するようにしましょう。

持ち家を売却して活用する場合

持ち家を売却して活用する場合

持ち家を売却して、そのお金を活用する場合の選択肢はさまざまです。

たくさん選択肢があるので、売却した後にどのような生活を送ろうか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで次は、持ち家を売却してそのお金を活用する場合の過ごし方について解説していきます。

コンパクトなマンションに住み替え

退職後、家を売って1人〜2人で住める分譲マンションに買い換える方が大都市圏を中心に増えています。

マンションならワンフロアで階段の行き来が必要なく、掃除などのメンテナンスも一軒家に比べて楽なことが、住み替えを選択する大きなメリットであるといえます。

加えて、利便性の高い立地の分譲マンションなら後々子どもに相続が可能です。

また、特に大都市圏を中心に、シニア・高齢者向けマンションも増えてきています。

このようなマンションは当然バリアフリー化されていて安全ですし、住民も同年代がほとんどなため友達もできやすく、老後をより楽しく過ごせることでしょう。

資産として家族に遺せるものを何か1つは取っておきたいと思っているなら、分譲マンションへの住み替えはおすすめです。

賃貸に住む

老後のための貯蓄が少ない、家以外のことにお金を使いたい、資産を相続する人がいない、といった場合には賃貸物件を選ぶと良いでしょう。

家を売ってお金に余裕があるなら、高齢者向けの賃貸物件に住むのも一つの手です。

こういった賃貸物件は先ほど紹介したように60歳以上を対象としているところが多いため、バリアフリーやセキュリティがしっかりしています。

周りにも同年代の方が多く住むことになるため、家を手放した後も快適に安心して生活を送ることができるでしょう。

ただし、家を売っても手元にほとんどお金が残らず、余裕がないといったパターンもありますよね。

この場合には、公営住宅という選択肢があります。

公営住宅は地域によっては人気が高く入居が難しいこともありますが、年配層の入居を積極的に受け入れているところが多い傾向にあります。

そのため、保証人がいない・貯金に余裕がないなどといった状況でも住まいを確保しやすいというメリットがあります。

ただし、公営住宅の保証人規定に関しては、各自治体に委ねられている部分が多いことから、入居のしやすさも自治体によって差が大きいと言えるでしょう。

したがって、最初から持ち家の売却後に公営住宅への入居を希望する場合は、自分が住んでいる自治体の公営住宅に関する情報収集を入念にしてから売却するようにしてください。

老人ホームに入居する

やはり安心して老後を過ごせる選択肢が老人ホームでしょう。

老人ホームだと介護サービスも付いているので、認知症になったり、体が不自由になったりしても安心です。

ただ、老人ホームは場所や種類によってサービス内容や雰囲気の差が大きいことから、すぐに入居する老人ホームを決めるのではなく、複数箇所の下見をしたうえで決めるべきだといえます。

また、老人ホームによっては人気が高くて入居待ちになっているところも多くあります。

そのため、入居したい老人ホームがあるなら、早めに予約をしたうえで、入居のタイミングに合わせて家を売却できるように手続きを進めましょう。

老後の過ごし方は様々!ビジョンを早めに明確にして持ち家をどうするか決めよう

老後の過ごし方は様々!ビジョンを早めに明確にして持ち家をどうするか決めよう

家を持っている人の老後の過ごし方は様々。

今の持ち家にそのまま住み続ける場合には、子どもとのコミュニケーションを深め、後からトラブルに発展しないよう慎重に話を進めていく必要があります。

話し合いをする中でリフォーム資金が課題になった場合には、リバースモーゲージを活用することを候補に入れてみると良いかもしれません。

一方で、家を手放して老人ホームに入ったり分譲マンションを購入したりする場合には、早めの準備が大切になってきます。

どちらにせよ、早いうちから「自分たちが居心地が良いと思える住まいとはどんなものなのか」について考えてみる機会を持つことをおすすめします。

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