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年金生活は節約が必要?楽しく賢く節約する方法とは?

作成日:2021.07.19 更新日:2021.07.19 老後資金の準備

年金生活は節約が必要?楽しく賢く節約する方法とは?
働いていたときには、時間の問題で諦めていた多くのことを実現し、豊かな老後生活を送りたいですよね。

日本では平均寿命が年々延び、人生100年時代といわれていますが、果たして年金だけで生活できるのでしょうか。

年金生活でも無理なく楽しくできる、賢い節約の方法をご紹介します。

定年後の収入と支出

政府が公表した老後2,000万円問題とは老後は年金だけでは生活費が足りず、それ以外に2,000万円の資金が必要になるというものです。実際にはどれぐらいの資金が必要になるのか、年金生活者の収入と支出をケースごとに算出してみました。

厚生労働省が発表したデータによると、ひと月あたりの平均年金受給金額は国民年金で約56,000円、厚生年金で約144,000円となっています。

支出については、2019年の総務省の「家計調査報告書」によると、夫婦の場合は月平均で約27万円、一人暮らしの場合は約14万円となっています。夫婦とは夫が65歳以上で妻が60歳以上、一人暮らしは60歳以上の場合です。

夫婦の場合

2019年の総務省の「家計調査報告書」によると、年金の月平均支給額は約21万円で、これは夫が厚生年金、妻が国民年金に加入していた場合の世帯平均に近い数字です。

支出の月平均額は約27万円ですから、月当たり約6万円の赤字になります。

自営業などで夫婦ともに国民年金というケースもあります。

その場合、国民年金の支給の月平均額で単純計算すると約12万円となり、月当たり約15万円の赤字です。

一人暮らしの場合

同じく2019年の総務省の「家計調査報告書」によると、一人暮らしでは月平均の年金収入が約12万円となっています。

この数値は、厚生年金と国民年金の平均支給額の中間ぐらいに当たります。

支出の月平均額は約14万円ですから、収支は約2万円の赤字となります。

この結果から、年金だけでは生活するのが難しいことがわかりますね。

収入を増やせないのであれば、支出を抑える必要があります。

節約は楽しんだもんがち!節約が楽しくなるアイディア3つ

節約は楽しんだもんがち!節約が楽しくなるアイディア3つ
年金生活の支出を抑えるには節約が必要です。

節約はコツコツ長期間続けていく前提でなければなりません。

現役世代のような生活はできなかったとしても過度な節約は避け、つらくならないように上手に節約しましょう。

節約が楽しくなるアイディアをまとめてみました。

ご褒美を作る

節約には心のゆとりが必要です。

月に1度は外食して好きなものを食べたり、普段は買わないような少し高めな和菓子をお取り寄せしてみるなど、自分にご褒美をあげましょう

前から欲しかった、ちょっとした小物などを自分にプレゼントするのもよいですね。

映画好きなら映画館に行ってみるのも気晴らしになります。

マイルールを作る

我慢し過ぎないための「マイルール」を作ると節約が楽になります。

マイルールに取り入れるのは、普段の生活にちょっとプラスしたりマイナスしたりするだけの、簡単にできることだけにしましょう。

買い物のルールなら、買い物を我慢するのではなく買う場所を変える、消費の期限や劣化を考えて大容量で買った方が得になるもの以外は少量のものを選ぶ、飲み物は外で買うのではなくマイボトルを持参するなどが挙げられます。

電気代を節約するなら、いちいちプラグを抜く必要のないスイッチつきの電源タップを使えば、待機電力を簡単にカットできます。

エアコンの電気を節約する際には、熱中症対策などが必要です。

環境省はエアコンの設定温度について、夏は28度冬は20度が適切だとしています。

断熱シートやサーキュレーターなどを合わせて使うと無理なく消費電力を抑えることができます。

冬場には冷蔵庫の設定温度を少し上げたり、節電モードのある家電なら積極的に利用するなどもよい方法です。

小さな積み重ねが節約につながるので、簡単すぎると思えるぐらいのルールで大丈夫です。

家族で一緒に楽しむ

夫婦で生活している場合、妻に頼りがちな家計のことを夫婦で管理するようにしましょう。

月に1度ほど話し合いの場を設け、節約の目標を決めて取り組むと夫にも当事者意識が生まれます。

共通の目標を持つことで夫婦の絆も深まります。

賢く節約する方法とは

賢く節約する方法とは
楽しく節約する方法がわかったところで、今度は賢く節約する方法を学びましょう。

賢い節約には出費の傾向を把握することが大切です。

保険を見直す

生命保険を見直すなら、子供が独立している場合には高額な死亡保障は必要ありません。

死亡保険金がいくらになるのかを確認して、保障が大き過ぎるなら減額することで支払う保険料を節約できます。

食生活を見直し、外食などは控える

一人暮らしの場合には食事を作るのが面倒でついつい外食したり、スーパーやコンビニ等の出来合いのものに頼ったりしがちです。

それによって食費がかさみ、健康にも悪影響を及ぼしているかもしれません。

1か月の食費を把握して、外食の割合を減らすようにすると食費の節約ができます。

冷蔵庫の中身を把握することで、食品を重複して買うことを防げます。

日々の出費を見直す

住居費や通信費などの固定費以外の出費の見直しなら、すぐに始めることができます。

買い物際に、買い物リストを作れば衝動買いが抑えられ、無駄遣いを減らせます。

まとめ買いをしたりプライベートブランドの品物を選んだり、コンビニでの買い物を控えたりすることで出費を抑えられます。

ついで買いをしてしまう人は、買い物に行く頻度を減らすのも有効です。

キャッシュレス決済をすればポイントが貯まり、商品と交換したり買い物の際に利用できます。

旅行や映画などの娯楽には平日を利用する

ホテルや旅館は平日の利用者が少ないので、休日に比べて料金が安く設定されています。

金曜日は翌日が休日になるので、この限りではありません。

翌日から仕事が始まる日曜日は、穴場です。

また、旅行会社や宿泊施設、航空会社、大型スーパーの電子マネー、映画など、多くの企業がシニア割引を適用しているので積極的に利用しましょう。

対象の年齢はサービスによって異なるので確認が必要です。

マイカーを手放して、レンタカーを利用する

退職すると車通勤の方は車に乗る頻度が減ります。

車には保険や税金、車検やガソリン代、場合によっては駐車場代などの維持費がかかります。

車に乗る機会が少ないなら、その都度レンタル料を支払う方レンタカーの方がお得になります。

費用だけでなく安全面も考慮すれば、運転免許の返納も視野に入れるべきでしょう。

自主的な免許の返納で、自治体による支援制度があったり、バスやタクシーの運賃が割引になったり、支援事業所の割引サービスを受けられることもあります。

節約以外の方法で生活を豊かにする方法

節約以外の方法で生活を豊かにする方法
節約以外の方法で年金生活を豊かにするには、リバースモーゲージという選択肢があります。

逆抵当権と訳されるリバースモーゲージは、自宅を担保として生活費を借り入れ、自宅に住み続けながら利子を返済し、亡くなったあとに担保の不動産を処分して元金を一括で支払うもので、いわば高齢者向けの貸し付け制度です。

多くの金融機関が取り扱っており、取り扱う金融機関によって借り入れ金の使い道や貸し付け限度額、対象となる物件が異なります。

配偶者に引き継げる場合も多いので配偶者の居住のリスクを回避し、退職金や預貯金を残しておくことで、住環境を確保しながら老後資金の目減りを遅らせることができます。

注意点としては、変動金利型のため金利の上昇のリスクや、担保の不動産の価値の下落による融資限度額の見直しのリスク等が挙げられます。

金融商品のためリスクはありますが、家族は遠方に住んでいるなど、家を残さない場合には良い商品です。

我慢の節約ではなく、楽しみながらお財布に優しい生活を心がけよう

平均寿命が延びて、老後生活も長くなりました。支出に比べて収入が少ないため、年金生活は困難を伴います。

しかし自分に合った方法を見つけて、我慢しない楽しい節約をしたり、リバースモーゲージを利用して生活費を借りることで老後資金の節約もできます。

負担が少なく、ちょっとした工夫で、お財布に優しい生活を実現できるので「無理をしない節約」を始めてみてはいかがでしょうか。

年金生活を豊かにするために、できることがたくさんあります。

自分に必要なものと不要なものを見極めて、受けられるサービスは最大限に利用し、現在の生活を少し見直すことでお金の無駄遣いをなくしましょう。

節約が健康や安全にもつながり、これからの人生を実り豊かなものにします。

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