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意外と知らない老後の保険見直し!保険別・年代別ポイントを解説

作成日:2021.10.15 更新日:2021.10.15 老後資金の準備

意外と知らない老後の保険見直し!保険別・年代別ポイントを解説「若い頃に加入した保険の保障内容をそろそろ見直したいな」なんて思っていませんか?

保険にはライフステージに合わせたサービスやプランが用意されていますが、50代以降の老後を意識する年齢になると、保険を再度見直す必要が出てくるんです!

この記事では、保険別、年代別に見直しのポイントを解説していきます。

今後の老後生活を充実させ、より安心に過ごすためにも、今自分に必要な補償内容などについて知っておきましょう!

50歳を超えたら保険を見直した方がいい

なぜ50代が保険見直しの時期なのかというと、これまでとはライフイベントが大きく変わってくるからです。

たとえば、多くの人にとって50代は子どもが社会人になって独立していく年代に突入します。

学費をはじめとして、子どもにかけてきたお金が必要なくなり始めます。

子どもがいなくなったことをきっかけに、マイカーを手放したり家賃の安い住居に引っ越したりする人もいるでしょう。

つまり、50代から自由に使えるお金が増えるケースは多いと言えるのです。

一方、勤め先では徐々に定年退職を意識するようになっていくでしょう。

体力の衰え、健康が不安になることも珍しくありません。

50代からは40代までのようには無理がきかなくなっていきますし、がんをはじめとした大病にかかるリスクも年々高まっていくようになります。

そういった50代では、医療費を意識しながら家計をやりくりしなくてはなりません。

若い頃には重要性を感じなかった生命保険や医療保険の補償内容も昔とは異なってくるでしょう。

このように、老後に向けて生活を転していく時期だからこそ、各種保険の見直しが必須なのです。

どんなふうに見直すべき?保険別・年代別に解説

実際に保険見直しをするときは、年代に合わせてチェックするべきポイントが変わっていきます。

それぞれの時期に必要なポイントを理解し、適切なサービスを見極めましょう。

ここからは、保険別、年代別の見直しのポイントについて説明していきます。

生命保険の場合

生命保険の場合50代になると子どもが独立する家庭は増えるため、老後の資金不安はあるものの「何が何でも働き続けなくてはならない」という気持ちが薄まっていくケースは少なくありません。

そのため、必要な「死亡保障の金額」(必要保障額)は減っていきます。

しかし、そのかわりに保険には別のニーズが新しく生まれてくるので、それらを意識しながらプランを見直しましょう。

50代の見直しポイント

まず、必要保障額が減ったことに合わせ、「死亡保障額」も少なくしていきましょう。

そうやって無駄な保険料を省いていきます。

子どもが独立していたり、住宅ローン返済の目途が立ってきたりしているのなら、これまで通りの死亡保障額にしておく必然性は薄いといえます。

そのうえで、カットした保険料は老後の備えにまわすのが得策です。

さらに、老後に必要な費用も50代のうちから計算しておきましょう。

50代までは仕事も安定していて、それほど経済的な不安を抱えている人は多くありません。

しかし、60代に突入すると定年退職を迎え、収入は大きく減ります。

65歳から年金を受給できるにせよ、退職後は毎月の家計が赤字になってしまいがちです。

60代になってからあわてないよう、年金や退職金も含めた老後の収入源をしっかり予測することが大事です。

そのうえで、万一の場合に遺族へと必要な保障がなされるのかという観点で生命保険を見直していきます。

なお、女性の場合は男性よりも平均寿命が長いため、生命保険の支払額も高くなる可能性は大きいといえます。

老後が近づいてきた50代をきっかけに、生命保険料の額を確認してみるのもいいでしょう。

60代の見直しポイント

多くの人が60代になると定年退職で大きな収入源を失います。

再就職も難しい年代であり、年金と退職金、貯蓄を頼りにしながら生活していくことになるでしょう。

その一方で、60代は住宅ローンや教育ローンも完済できる時期です。

子どもが独立したのであれば、生活費もそれほどかかりません。 収入が減る代わりに支出も少ないので、資産を有効活用する余裕が生まれます。

60代で満期を迎える生命保険については、終身保険に切り替えるのもひとつの選択肢です。

あるいは、退職金という大きな収入を利用した、保険見直しをしてみるのも賢明です。

保険料を一時払いにして、月々の支払いをなくしてしまえば老後の負担を軽減できるでしょう。

ちなみに、60代になると夫婦のうち、妻だけが生命保険を解約するケースも増えていきます。

これは育児というライフイベントが終了し、夫婦の責任感が軽減されるためです。

夫の定年を機に、少しでも支出を減らしたいという意図もあるでしょう。

ただ、生命保険に加入し続けることで将来の葬儀の費用が軽くなるというメリットもあります。

女性もまた、終身契約への切り替えをしっかり検討してみることが大事です。

70代の見直しポイント

60代を過ぎると病気や怪我によるによる入院が増えていきます。

70代は人生の最期を考えながら保険を選ばなければなりません。

そのため家族へのお金の残し方(相続)を考えた保険選びが必要です。

税制をうまく活用して、より有効にご家族にお金の残し方を検討することが大事です。

シニア層向けの生命保険には、限定告知型死亡保険や無選択型終身保険、葬儀のための少額短期保険といったさまざまなプランが用意されています。

自分が結んでいる契約に、これらのプランがどれだけ含まれているかチェックしましょう。

残された家族のために、プランを選ぶことが得策です。

医療・介護保険の場合

医療・介護保険の場合現実問題として、50代を超えると健康面の不安は大きくなっていきます。

高齢になるにつれ、罹患率が上昇する病気も少なくありません。

自分が契約している医療・介護保険を見直すには、50代が絶好のタイミングだといえるでしょう。

50代の見直しポイント

まずは入院給付金の「支払限度日数」を確認しましょう。

多くの医療保険は、1回の入院につき給付金の上限を日数によって定めています。

ただし、大病にかかる危険が高まる50代以降では、長期入院をする可能性も決して低くありません。

特定の病気については上限を伸ばしたり、なくしたりできるプランもあります。

また、50代になると医療保険から入院給付金が十分に支払われるかもしっかりと確認しましょう。

ちなみに男性の場合、特に気をつけたいのががんの罹患率です。

50代男性はがんの罹患率が急上昇する傾向にあり、これまで健康だった人も安心できません。

女性も40~60代にかけて乳がんの罹患率が高いため要注意です。

がんは再発の危険がある病気なので、やはり入院給付金の上限は気になるところです。

さらに、支払いのタイミングはがんと診断されたときなのか、治療が始まってからなのかも確認しましょう。

60代の見直しポイント

病気やケガに加えて、60代になると注意したいのが認知症などの疾患です。

60代以降は認知症の発症率が高まっていくため、認知症に備える保険への加入を検討することも必要になってくるでしょう。

それに加えて、60代からは要介護者になる可能性も高まっていきます。

家族の負担を少しでも軽くするためにも、介護保険の加入、見直しも急務といえます。

認知症保険や介護保険は、必要になってから探したのでは、その時のお体の状況で加入できないことがあります。

60代になったら、本人が健康なうちに、将来を見据えて真剣に加入を検討しておくべきです。

女性の場合は、60代後半になると乳がんの罹患率が上昇します。 40代後半と並び、人生でもっとも乳がんになりやすい時期だといえるでしょう。

そのため、50代に引き続き、60代女性はがん保険の見直しが重要です。

入院給付金や治療給付金の額を調べ、もしものときでも生活への影響を抑えられるようにしましょう。

70代の見直しポイント

公的医療保険制度の自己負担額は、70代になると条件によってそれぞれ軽減されていきます。

それを受けて医療保険を解約してしまう人もいますが、70代以降の医療保険では現役時代のように「病気やケガで働けなくなったときの生活費を保険でカバーする」といった目的とは違ったメリットがあるのをご存知ですか?

そのメリットは、主に2つです。

  • 病気やケガなどによってかかる医療費の軽減
  • 公的医療保険でカバーできない費用の負担

病気やケガなどでかかる医療費は、主な収入源が年金となる老後生活にとって、大きな負担となるはずです。

そういった医療費も、医療保険に入っていれば抑えるができ、貯蓄を崩すこともありません。

また、日本は公的医療保険制度が充実しているため、治療にかかる費用の自己負担額が高額になる可能性は低いでしょう。

しかし、入院した際には公的医療保険では適用されない費用が発生することもあり、その場合は自己負担で費用を支払わなくてはいけません。

公的医療保険が適用されない費用としては、

  • 個室や2人部屋などのベッド代
  • 高度医療を用いた先進医療の技術料
  • パジャマや病院が指定した日用品のレンタル料
  • 先進医療に係る費用

などがあります。

こういった費用は公的医療保険制度の対象外のため、基本的に全額自己負担しなくてはなりませんが、医療保険に加入していれば、それらの費用も保険でカバーすることが可能です。

そういった意味でも、医療保険は医療費をカバーするものとしてだけでなく、高度な治療を受けたり、治療中の生活を補填する手段として考え、もしもの時のために加入しておくのも1つの手であるといえるでしょう。

また、今は持病があっても加入できる保険もあり、70代は終身医療保険に加入する最後のチャンスともいえます。 医療保険と同時に女性が押さえておきたいのは、認知症保険や介護保険の必要性です。

たとえば、アルツハイマーの発症率は75歳以降、徐々に女性のほうが高くなっていくというデータもあります。 誰もが無視できない保険ではあるものの、女性のほうがより加入しておくべきだといえるでしょう。

老後の保険は見直すべき!迷うなら専門家に相談!

老後の保険は見直すべき!迷うなら専門家に相談!子どもの独立や退職金の支払い、ローンの完済などがあると、つい年齢を重ねてからは「保険を解約してもいいのではないか」と考えてしまいがちです。

しかし、高齢者になると大病のリスクが高まり、長期入院することも珍しくありません。

そのようなとき、医療保険があれば自身と家族の負担は大幅に軽くなります。

そうとはいえ、若いころと同じ条件の契約を継続しても、保険料の支払いが無駄になってしまうことはありえます。

そうならないためにも、50代になったら老後に向けて各種保険を見直してみましょう。

仮に保険に詳しくないのなら、専門家に相談してみるのがおすすめです。

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