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60代以上は要注意!冬のヒートショックの原因と対策!

作成日:2021.11.05 更新日:2021.11.12 老後の暮らし

60代以上は要注意!冬のヒートショックの原因と対策!ヒートショックという言葉を聞いたことはありますか?

特に冬に多い事故で、60代以上の人は特に注意が必要なんです。

しかし、ヒートショックというのは、一体どのような現象を指すのでしょうか。

ここでは、ヒートショックの原因や対策方法などについて詳しく解説していきます。

60代以上に多いヒートショックとは?

ヒートショックというのは、急激な温度変化により血圧が大きく変動する現象のことをいいます。

人間の身体には暖かい場所から寒い場所へ移動した際、体内から熱を出さないために血管を収縮し血圧を上げるシステムがあります。

このシステムが寒い外から温かい室内に入った際に働き、血圧を低下させるために血管が拡張することで身体に大きな負担がかかり、ヒートショックが起こしてしまうのです。

また、血圧が急激に上昇することで脳出血が起きる可能性がありますし、血圧が下がれば脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因にもなってしまいます。

特に、60代以上になると血圧を正常に保つ機能が低下するため、ヒートショック現象が起きやすくなるので注意が必要です。

ヒートショックの主な症状は以下の通りです。

【軽度の場合】
 

  • 立ちくらみ
  • めまい

【重度の場合】
 

  • 呼吸困難
  • 失神
  • 胸の痛み
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • ろれつが回らない
  • 立ち上がれない

温度差が激しい場所に移動した後に体調が優れない時には、安静にすることが大切です。

また、症状がひどくなったらすぐに医療機関などに相談するようにしましょう。

ヒートショックの原因

ヒートショックの原因ここでは、ヒートショックになる原因について解説します。

季節

ヒートショックは、「季節」ととても深い関係にあります。

冬は、暖房を点けるため室内と室外の温度差が激しく異なりますよね。

心地よい温度であたたまっていた部屋から、氷点下の外へ移動したりする際にヒートショックになりやすいです。

また、同じ家の中でも部屋と廊下で温度差がある場合には、同じくヒートショックの原因になります。

お風呂

身体を温めようと入る「お風呂」も、実はヒートショックと原因になってしまいます。

温かい湯船から寒い外気にあたった際に、血圧が変化しやすいためです。

また、浴室と脱衣場所の気温差も激しいため、お風呂上がりの移動も原因となる可能性があります。

トイレ

「トイレ」は、家の中にありながら暖房をつけないため、冬になると他の部屋との気温差が激しくなります。

また、排尿や排便の時に力むと血圧が上がり、用を足し終わると血圧が一気に低下して体を冷やす身体の仕組み上、特に血圧が変化しやすいので注意が必要です。

布団

ヒートショックというのは、室内のあらゆる場所で起きる可能性があります。

「寝室も」例外ではありません。

布団の中の温度は30度前後ですが、寝室の温度が低い場合はかなりの温度差が生じることが考えられます。

そのため、起床時に布団から出た時には血圧が大きく変化する可能性があるのです。

衣類の着脱

着替えをする時にも、温度差は起きやすいものです。

暖房が効いていない部屋で衣服を脱ぐと、肌に直接冷気が当たってしまいます。

そのため、服によって温められた部分が急激に温度差を感じ、ヒートショックを引き起こす原因となるのです。

加齢

ただし、ヒートショックの原因が、すべて気温差にあるわけではありません。

「年齢」にも関係があるのです。

60代になると加齢により血管が硬化しもろくなっているため、ヒートショックのリスクが上がるのです。

弱くなった血管は、急激な温度差についていけず、脳や心臓の血管に影響を与えてしまいます。

ヒートショックの予防法

ヒートショックの予防法ここでは、ヒートショックの予防法について解説します。

入浴前の食事や飲酒は控える

「食事」をすると消化器官に血液が集まるため、血圧がやや低めになります。

また、飲酒をした場合には血管が拡張するため、血圧が低下しまいます。

この状態のまま入浴をすると、一気に血圧を上げてヒートショックを起こす可能性が高まるのです。

そのため、食事や飲酒をした場合は、1時間ほど休んでから入浴するようにしましょう。

入浴時には浴室を暖める

浴室でヒートショックが起きやすいのは、湯船との温度差です。

そのため、浴室全体を暖めて温度差が起きないようにしましょう。

湯船にお湯が溜まっている時には、入浴前に蓋をしておき、入る直前で開ければ一気に湯気が温度を上げてくれます。

湯船にお湯が溜まっていない時には、シャワーでお湯を出してその蒸気で温度を上げるといいでしょう。

脱衣所を暖めておく

お風呂であたたまっても、脱衣所が冷えているのヒートショックの原因となってしまいます。

そのため、小型ヒーターを設置するなどして脱衣所を暖めておくようにしましょう。

また、ヒーターが難しい場合は、浴室のドアを開けておくという方法もあります。

浴室のドアを開けておけば、自然と脱衣所も暖まるため、気温差を感じることはありません。

更に、足元にはバスマットを敷いたり、スリッパを履くようにすることで床の冷たさを感じにくくする方法もありますね。

湯船にはゆっくり入る

疲れた体を癒したいからと、いきなり湯船に入る人がいますが、いきなり熱いお湯に浸かってしまうと体温が急に上がり、血管にダメージを負わせてしまいます。

入浴する時には、まず手や足など心臓に遠い場所にお湯をかけて、徐々に体全体を温めるようにしましょう。

また、あまりにもお湯の温度が高いと血管に負担をかける可能性があるため、40度ぐらいのぬるめのお湯がおすすめです。

そして、身体が慣れてきた頃に少しづつお湯を足していくと血管に負担はかけません。

入浴前後には水分補給する

入浴前後というのは、体内の水分が失われ血液がドロドロになりやすい状態です。

そのままでは、血栓ができやすくなり脳梗塞などの原因になってしまいます。

入浴前後には、水分を補給することで気温差による体への負担を減らしましょう。

トイレではいきみすぎない

トイレでは、小型ヒータなどを入れて中を暖めておくというのも予防になりますが、いきみすぎないというのも1つの方法です。

日頃から尿を我慢しないようにしたり、便秘対策をするなどして、日頃からいきみすぎないようにすることが大切です。

また、60代以上になると、夜間にトイレに行く回数が増えてくるため、寝室の近くにトイレを設置するという方法も予防になります。

移動距離が少なくて済むため、血管への負担を減らせます。

寝室は暖めておく

ヒートショックは、起床時にも起きます。

予防するためには、布団から出る前に寝室を暖めておくことが大切です。

ヒーターやエアコンのタイマー機能を使って、事前に室内を暖めておくという方法もありますし、カーテンの丈を長めにして冷気が室内に入らないようにするといいでしょう。

室内と外の気温差を意識する

寒冷地の場合、暖かい室内からいきなり寒い室外に出ることでヒートショックを起こす可能性があります。

外出する時には、室外の気温を考えて厚着をしたり、カイロを身につけるなどしてできるだけ温度が急激に下がらないように工夫しましょう。

声かけをする

万が一、ヒートショックが起きた場合には、動くことさえできない可能性があります。

そこで、家族がいる場合には日頃から声かけすることを心がけましょう。

入浴やトイレの時に、または外出時に声かけをすることでヒートショック現象が起きた時にもすぐに対処ができます。

リバースモーゲージを活用して温度差の少ない家にリフォームする

ヒートショックを予防する方法としては、「リバースモーゲージ」を活用して温度差の少ない家にリフォームするという方法もあります。

リバースモーゲージは自宅を担保に融資が受けられる金融商品であり、以下のような特徴があります。

  • 自宅に住み続けながら融資が受けられること
  • 毎月の返済は利息分だけでいいこと(金融機関による)
  • 融資されたお金の使用用途が比較的自由であること
  • 亡くなった際には担保となっているご自宅を売却し融資金額を返済するためお子さんにも負担をかけることがない

これらの履修から、これからの持ち家の活用方法として注目を集めている金融商品になります。

「老後も自分の家で過ごしたい」と考えている方にはぴったりといえるでしょう。

特に冬場は、身体の温度差に気をつけてヒートショックを予防

特に冬場は、身体の温度差に気をつけてヒートショックを予防ヒートショックを予防する方法は以下の通りでした。

  • 入浴前の食事や飲酒は控える
  • 入浴時には浴室を暖める
  • 脱衣所を暖めておく
  • 湯船にはゆっくり入る
  • 入浴前後には水分補給する
  • トイレではいきみすぎない
  • 寝室は暖めておく
  • 室内と外の気温差を意識する
  • 声かけをする
  • リバースモーゲージを活用して温度差の少ない家にリフォームする

原因がわかれば、事前に対策を立てるなどして予防することができますね。

また、60代以上になると些細な変化でもヒートショックを起こすリスクが高まるので、日頃から注意するようにしましょう。

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