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終活ではどんなことをすればいい?終活のメリットや方法を解説!

作成日:2021.11.22 更新日:2021.11.23 老後の暮らし

終活ではどんなことをすればいい?終活のメリットや方法を解説!終活という言葉を、しばしば耳にするようになりました。

就活ではなく「終活」です。

就活なら就職活動の略語なので何をすればよいのかがわかりやすいですが、終活とは一体どのような活動なのでしょうか?

今回は、終活を行うメリットや種類などについて詳しくお伝えします!

終活とは?

終活とは?終活は就活のように決まった言葉の略語ではないようです。

終わりの活動、つまり自分の人生の終わりに向けて、しておくと良い活動といった意味でしょうか。

週刊誌の記事で使われて2010年の流行語大賞にノミネートされ、その後著名人の死をきっかけにして広まった言葉です。

終活では自分の死後に誰かに伝えたいメッセージや、伝えておかなければ家族が困る可能性のあることなどを書き残したり、身辺整理をしたりする一方で、自分の人生の終末を豊かに送るための方法を具体的に考えます。

考えるための手段としてエンディングノートを利用することもあります。

終活が広がった背景の1つは、ご近所との関係の希薄化や独居老人の増加です。

以前ならご近所で不幸があると町内会単位で手伝いをしたものですが、現在はお葬式を斎場で行うことが多くそのような習慣も減りつつあります。

核家族が増え平均寿命も伸びて、1人暮らしの高齢者が増えたことも原因です。

また平均寿命が伸びて「人生100年時代」などといわれ始めたことが年配層に不安を与え、死ぬまでの間をいかにして楽しく豊かに暮らすかを考えざるを得なくなったことも影響しているでしょう。

しかし就職したければ就活は必須ですが、終活をしなくても死は誰にも等しく訪れます。

自分の死を語ることは縁起が悪いという考え方も根強くあります。

にもかかわらず、終活をする人が少なからずいるのはなぜなのでしょうか。

終活のメリット

終活をするメリットは、以下の通りです。

  • 家族の負担の軽減
  • 万が一の際に自分の意思を伝えられる
  • 気持ちの整理ができ、残りの人生に前向きになれる

それぞれみていきましょう。

家族の負担の軽減

もっとも大きな終活のメリットは、家族の負担の軽減です。

家族が亡くなったあとはお葬式の際の菩提寺への連絡、お葬式の案内やお墓の手配など、わからないと困ることが多数あります。

何の準備もなく死ぬことによって思わぬ遺産相続争いなどが起きると、自分の死が残された子供たちや身内の不仲を招いてしまうかもしれません。

それ以前に、どんな財産があるのかがわからないと遺産分割の前の財産の洗い出しが難しくなります。

万が一の際に自分の意思を伝えられる

終活が役立つのは、必ずしも死後のことではありません。

病気や事故で意思表示ができないまま病院に入院することになったとき、かかりつけの病院がわかれば治療の助けになります。

延命治療の是非や臓器提供の意思を家族に伝えることもできます。

預金通帳の場所や暗証番号がわかれば、入院費用を自分の口座から出してもらうことも可能です。

ノートに書き残したりしなくても、終活をきっかけにして家族と自分の介護のことやお葬式のことなどを話し合うことができれば、家族とのきずなが深まることでしょう。

気持ちの整理ができ、残りの人生に前向きになれる

また、終活で自分自身の漠然とした不安を具体化することで、自分の思わぬ気持ちに気づくことができるかもしれません。

「死」というものにきちんと向き合うことで、毎日を丁寧に大切に生きられるようになることも、終活ではとても大切です。

また、人に見られたくないものは早めに処分しておくと、心配の種を1つ減らせます。

不用品を処分しておけば、遺品整理にかかわる家族の心の負担や金銭的な負担もなくせます。

これからの人生を考えることが、前向きな生き方につながります。

終活を始める時期は?いつから始める?

終活を始める時期は?いつから始める?終活を始めるのに早過ぎることはありません。

若くても事故などで急逝することもあります。

その際、覚え書きなどとして家族に必要なことが書き残されていれば家族の助けになります。

しかし、自分の死を自覚できない年齢での終活は、実際には難しいでしょう。

終活を始める1つのきっかけとして、「定年退職」があります。

時間的な余裕もでき生活も変わるため、これからの人生を考えるには良いタイミングです。

配偶者の死や親しい人が亡くなったときも終活のタイミングになります。

配偶者の死後の手続きや知人の葬儀への参列が、いやおうなく自分の死を意識させるからです。

自分自身や兄弟などが大きな病気で入院したりすると、死がより身近なものとなって終活を始める人もいます。

終活には、いつから始めなければならないといった決まりはありません。

その意味では思い立ったときがベストのタイミングともいえます。

早ければ早いほど選択肢も増え、余裕を持って終活を行うことができます。

終活でやると良いこと

終活でやると良いこと終活とメリットについてわかったところで、次に終活でしておくと良いことを具体的にご紹介します。

エンディングノート

エンディングノートは、死後に家族や親しい人たちに残しておきたいメッセージや情報を書いておくノートです。

エンディングノートに書くべきことは決まっていません。

その人が書いておきたい内容を自由に書くノートです。

終活をしながら考えたことなどを雑記として書くと、自分の心の整理ができます。

しかし自由といわれるとかえって難しいですよね。

エンディングノートには決まった書き方はありませんが、書いておくと良いことはあります。

【エンディングノートに書いておくとよい項目】
 

  • 財産の一覧
  • 口座の暗証番号
  • 葬儀やお墓の希望
  • 終末期医療の希望
  • 自分の身体能力
  • 意思決定能力に不安が生じた場合の対応

どんなノートに書いても構いませんが、エンディングノートとして市販されているものなら書くべき項目が事前に記載されているので書きやすくなります。

エンディングノートには大切なことが書かれているので、保管場所には注意が必要です。

エンディングノートがあることを信頼できる人に知らせておきましょう。

生前整理

生前整理では、家族の遺品整理の負担をなくすため不要と感じるものを事前に整理し、処分します。

思い入れのある品を見ながら整理をしていると、自然とその時の情景や感情が思い浮かんでくるものです。

そういった思い出に浸り、昔を懐かしく振り返ることも終活では重要なのです。

また、物が多く自分で仕分けて捨てるのが大変なら業者に依頼することもできます。

パソコンやスマートフォンに保存されている写真や動画、個人情報の削除も忘れずに行いましょう。

財産の相続

財産の一覧を作成し、財産の相続について相続人に自分の意思を伝え生前に話し合っておけば、無駄な争いを避けられる可能性が高まります。

生前には財産の相続はできないので、生前に財産を相続させる場合は「生前贈与」になります。

生前贈与のコツは贈与税を安く抑えるために財産を小分けにし、少しずつできるだけ多くの人に繰り返し贈与することです。

遺言書の作成

遺言書の作成主に遺産分割などについて記載する遺言書は、エンディングノートに書くべきではなく公式な文書として残しておくものです。

遺言書には法律で決められた項目や形式があり、不備があると法的な拘束力がなくなります。

遺言書を作成することによって、自分の意思にそった遺産相続が可能になりますので、しっかりとしたフォーマットに則って作成するようにしましょう。

お墓の準備

お墓は代々の家族に影響するものです。

お墓を新しく作るのか継承するのか、墓じまいをして永代供養のお墓を探すのかなど、お墓に対する自分の意思を家族に伝えておきましょう。

葬儀場の目星をつけておく

生前に葬儀場を選んでエンディングノートに葬儀の希望などを書いておけば、家族も助かり自分で葬儀費用の準備もできます。

生前予約も可能です。

人生をより豊かに充実させるための終活をしよう

人生をより豊かに充実させるための終活をしよう終活には、やっておいた方が良いことが多くて大変だと思われるかもしれません。

ですが、すべてのことをする必要はありません。

終活がストレスにならないように、ゆっくりと自分にとって必要だと思うことだけをしておけば大丈夫です。

終活を前向きにとらえて身辺整理をしたり自分の考えを整理することで、終末期や死後に対する自分の意思が明確になり、不安が小さくなります。

財産の一覧を作れば口座なども整理され、資産の管理もしやすくなりお金に対する心配も減らせます。

終活は死ぬための計画ではなく、残された人生を充実させるためのライフプランなのです。

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