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高齢者を詐欺から守る!特殊詐欺の特徴や対策について詳しく解説

2023年01月26日(2023年01月25日更新) 老後の暮らし

高齢者への詐欺はよく報道されているのにも関わらず、被害はなくなりません。

高齢者を狙った詐欺は、年々巧妙に進化してきているからです。

ここでは、特殊詐欺の特徴や対策などについて詳しく解説します。詐欺に遭った場合の対処法も紹介します。

高齢者を狙う!特殊詐欺の特徴

近年、高齢者を狙った特殊詐欺が増加傾向にあります。

特殊詐欺とは、不特定多数の人物に電話などで接触し、お金を騙し取る詐欺のことです。

ここからは、特殊詐欺の特徴を紹介します。

あらかじめ代表的な手口を知っておくと、詐欺被害を防止しやすくなります。

オレオレ詐欺

オレオレ詐欺は、離れて暮らしている家族のフリをしてお金を騙し取る手口です。

「トラブルに巻き込まれたのですぐにお金が必要だ」などと電話をかけてきて、銀行振込をお願いしたり代理の人間にお金を取りに行かせたりします。

架空料金請求詐欺

心当たりのないサービスの利用や商品の買い物に対して、一方的に料金を請求してくる手口です。

アダルトサイトなど他人に相談しにくいものを口実に料金請求してくることが多いため、そのまま払ってしまう人も少なくありません。

「サイトや商品名が曖昧」「明瞭な料金内訳が記載されていない」「支払わないと裁判する、会社へ請求するといった文言がある」などの不審な点があれば、架空料金請求を疑いましょう。

還付金詐欺

市役所の職員などを名乗り、「税金や保険料などの還付金があるので手続きをお願いします」と言ってATMから送金させる手口です。

公的機関から還付金や払戻金を受け取る際、ATMで操作するように求められることはありません。

しかし、市役所や年金事務所などを装って電話をしてくるため、うっかり信じてしまう人が少なくないのです。

訪問詐欺

「不用品を無料で引き取る」と言って知らない業者が自宅を訪問し、いざとなると強引にブランド品や貴金属などを安値で買い取ろうとする手口です。

最初は断っていても「見るだけ」だとしつこく言われると、貴重品を見せてしまう人がいます。

どんなに相手に粘られても、信頼できない業者には絶対に品物を見せないようにしましょう。

コロナ関連の詐欺

近年では、新型コロナウイルスに関する詐欺も増加傾向にあります。

遠くに住んでいる家族になりすまして「コロナにかかった可能性があるから病院に行くお金がいる」と言ったり、市役所などの職員を名乗り「コロナの給付金が出るのでキャッシュカードを用意してください」といった内容の電話をかけてきます。

高齢者が詐欺に遭いやすいのはこんなケース!

では、ご年配の方が詐欺に遭いやすいのは、どのようなケースなのでしょうか。

認知症による認知機能の低下

認知症の方は詐欺に遭いやすいと言われています。

認知症や認知症の傾向がある方は判断力が低下しており、悪質な詐欺に対して自分で良し悪しを判断することは困難です。

そのため、相手に誘導されるまま、お金を支払ってしまうケースが多い傾向にあります。

近くに相談できる身内がいない

詐欺被害にあった人のほとんどが、「連絡すると迷惑がかかる」といった理由で誰にも相談していません。

近年では1人暮らしのご年配の方が増えており、すぐに身内に相談できないというのも理由の一つです。

孤独を感じている方は親切な人に好意を持ちやすいため、丁寧かつ親切に対応する犯人も多いのです。

昼間に1人で過ごすことが多い

昼間に1人で過ごすことが多い方は、詐欺の標的にされるケースが多い傾向にあります。

自分以外に在宅している家族がいない場合、自分の判断だけで行動してしまうことが多いからです。

自宅で過ごすことが多いご年配の方は、電話に出る機会も多いです。律儀に電話対応をして、犯人の言う通りに行動してしまうことも少なくありません。

詐欺から身を守る!日常でのチェックポイント!

詐欺から身を守るためには、日頃から以下のようなポイントに気をつけておきましょう。

常に留守番電話にしておく

詐欺の犯人は、自分の声を証拠として残されることを嫌がります。

家にいるときも常に留守番電話設定にしておき、相手の用件をメッセージに残す習慣をつけておきましょう。

詐欺行為に慣れた犯人は、巧みな話術で罠にはめようとしてきます。

1度電話に出てしまうと、相手の話を信じてしまい冷静に判断できなくなるかもしれません。

留守番電話に設定することで、犯人と話さないで済む環境を整えておきましょう。

録音できる電話機に交換する

怪しい相手から電話がかかってくることを想定して、録音機能付きの電話機に交換することを検討してみてはいかがでしょうか。

防犯機能付きの電話機に買い換えるのもおすすめです。

電話の相手を色で知らせてくれたり、知らない相手からの着信は名前を確認する自動メッセージが流れるなど、さまざまな防犯機能が付いた電話機が販売されています。

防犯対策がしっかりされている電話機にするだけで、犯人が警戒し諦めてくれる可能性が高まります。

すぐに相談できる環境を整えておく

いつもとは違う内容の電話やメールなどがきたら、すぐに誰かに相談してください。

家族だけでなく、近所の方とも詐欺対策について話し合い、緊急連絡先を交換しておくと安心です。

家族や近所の方達とこまめに連絡を取り合ったり、訪問で様子をチェックしてもらうようにしておけば、すぐに異変に気づいてもらえます。

いつでも相談できる相手がいるという認識があるだけで、詐欺被害を防げる可能性が高まります。

ATMの利用限度額をチェックする

金融機関によっては、1日にATMで振り込める金額に上限を設けることが可能です。

利用できる金額を設定しておくことで、詐欺に遭ったとしても被害を最小限にすることができます。

また、詐欺の犯人が利用限度額を引き上げさせようとした場合、金融機関側が異変に気づいてくれるかもしれません。

詐欺の常套句を電話の近くに貼る

特殊詐欺の常套句を電話の近くに貼っておくのも良いでしょう。

常套句を書いた紙を貼っておけば、電話を受けたときに詐欺の常套句を言われていないかチェックしながら対応できます。

以下のような文言を書くことをおすすめします。

  • 携帯電話をなくして電話番号が変わった
  • 今すぐお金が必要
  • 誰にもいわないでほしい
  • 暗証番号を教えてほしい
  • 会社のお金を横領した
  • キャッシュカードを預かる

自宅の電話番号が電話帳に掲載されているか確認する

ハローページなどの電話帳に電話番号がのっているか確認しておきましょう。

自分の電話番号がのっていた場合は、116番に電話をかけて電話番号を削除してもらうことが可能です。

詐欺に遭ったらどうすればいい?

お金を振り込んでしまった場合は、すぐに金融機関に連絡しましょう。

振込先の金融機関に「騙されてお金を振り込んだ」と伝えると、口座を凍結してくれます。早めに連絡することで、相手の現金引き出しを未然に防げる可能性もあります。

また、警察に通報することも大切です。

警察への相談が早ければ早いほど、犯人を逮捕できる可能性が高くなります。

相手に関する情報や被害金額、詐欺に遭った経緯などの情報を整理しておくと、警察の対応がスムーズになります。

また、国民生活センターや弁護士といった専門家に相談するのも良いでしょう。

警察は民事不介入のため、詐欺からお金を取り戻すサポートはしてくれません。

返金を求める場合は、詐欺について詳しい専門家に相談してください。

まとめ

ご年配の方を狙った特殊詐欺の増加が社会問題となっています。

「自分は騙されない」と過信せずに、あらかじめ詐欺対策を家族と検討することをおすすめします。

どのような特殊詐欺が行われるかという情報を知っておくだけで、詐欺被害に遭うリスクを減らせるでしょう。

万一、怪しい電話がかかってきたら、慌てて対応せずに家族や第三者機関に相談してください。

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